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member美也と美也パパ
♂  56歳
[会員番号:004683337]
[登録:2009/10/30 21:48]

プロフィール 12才の美也と物作り業(仕事受付中)55才の美也パパ。
に加え、
公園からきたゴエモン、シロちゃん夫...続き


タグ井の頭公園/吉祥寺/玩具と雑誌/赤と黒/鬱と不眠/秩序と混沌/粘土と人形/独身/公園/美味しいもの/散歩

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つぶやき日記グーグーと森の猫
温かくなるとは分かっていても毛布をかぶって寝たら熱くて目が覚めてしまった。いったん目が覚めると以前とは違って二度寝が出来ません。
なんとしても寝てやろうと、時計を見ると3時間しか寝てないので、やっぱり寝るべきだなと横になったんですが、そういう時は隣の部屋のテレビの音がうぉんうぉん聞こえてしまい、猫たちも、起きるの?と目を輝かせるため、起きました。猫たちはご飯がいつもより早くもらえると分かって大喜びです。
テレビを点けると、日本映画専門チャンネルで「グーグーだって猫である」をやっていました。
吉祥寺が舞台なのに映画館では観てなくて、以前も同じチャンネルで見たはずです。製作は08年と言う事で、もう8年前の映画ですね。
その頃ぼくは井の頭公園の手前の階段の途中にあるドナテロウズと言うアイス屋さんへ日参していました。
店は、猫の里親捜しのチラシがウインドウに貼ってあり、店内に猫が居ました。コーヒーが250円と激安で、30分くらいコーヒーを飲んでは猫と戯れるのが日課でした。
映画の撮影をやっていたのは知っていましたが、ドラマは吉祥寺のどこかでよく撮っているのでとくに気になりません。
ちょうどいせやで撮影をしているときに店の前を通りかかりました。あの頃のいせやは面白い店でした。増築を重ねて、違反もあったでしょうが、消防署から建て替えを迫られていたそうです。焼き鳥屋が火事になったらシャレになりません。
いせやを好きだったのはそこまででした。
建て替えが決まって、借地だったドナテロウズをどかしたんですね。借景が素晴らしいわけです。近隣の猫好きはいせやに二度と行ってません。
それはさておき。
ドナテロウズでお茶をしても、ぼくは公園の散歩はたまにしかしません。ただ猫が目当てだったわけです。店の看板猫が亡くなった一年後、なんとなく散歩を始めました。体力のためでなく、精神的に塞いでいたため緑の中を歩きたくなったのです。
そして、猫と出会う。猫はしばらくするとお腹が膨らんだので、大変だなぁと不憫に思ってしまったのがいけない。それから栄養のあるものを届けた。うちの美也と同じサビ猫だった事も理由の1つです。
それから休むことなく毎日公園を散歩して馴染みの猫と遊んだ。1年半くらい。

11年、あの東日本の震災の年です。その前後に、公園の1区画で猫の世話をしているおじさんと知り合ったのでした。おじさんは学者のような風情と実際に博識で、外で暮らしているのか通っているのか、身綺麗にされていた。
クリスマスが近づいた頃、ダンボールがその区画(ぼくはのちに猫の森と呼ぶようになりました)に捨てられた。目張りされた中にビニール袋があって子猫が4匹入っていたそうです。そういう事がよくあったため、おじさんは猫の面倒を見ていました。
おじさんは偉くてホームレスを何人も生活保護を受けさせて公園を卒業させたそうです。猫のための猫ハウスがデンと置かれ、ブルーシートがかけられていました。順路を外れるとはいえ、目に付きます。公園の事務局と戦っていました。
ぼくが知り合った時は大人猫4匹、子猫2匹でした。
震災の日もぼくは散歩して、馴染みの猫にオヤツをあげました。その5月、おじさんが亡くなった。
姿が見えない。ブルーシートもなくなった。生花が手向けられている。残された猫4匹(子猫2匹は無事に里子に出ました)。
様子を見つつ、結局、ぼくは4匹の面倒を見る事にしたのです。馴染みの猫がもし居なかったらそんな気にならなかったかもしれません。
どこかで連鎖しているんでしょうね。
1年半、4匹の夜のご飯を届け、最終的に引き取りました。2匹はうちに、2匹はmさん宅へ。
この間の悪戦苦闘は簡単に説明しきれません。

要するに、大島弓子さんが「グーグーだって猫である」を描いたマンションのすぐ下が、この区画、猫の森でした。グーグーが走って遊んだ場所。
皮肉なことに捨てられる猫が後を断たず、名もなき外暮らしのおじさんが世話していた。
おじさんの正体ははっきりしません。女子大の助教授だった人。松平の家系で資産家だったが、バブルの頃、詐欺に遭って資産のほとんどを失った。残されたマンションの1部屋を残して甥の名義に換え、その部屋へ週に1日だけ帰る。などなど。
おじさんの友人や知人が、たまにおじさんが亡くなった所へ焼香に来て話を伺いました。
猫の世話はぼくだけでなく、朝は朝ジョギングに来る人が、昼は散歩に来る人が、夕方ぼくが、それぞれ勝手にやっていました。台風明けなど心配で朝早く行ってみると、そういう人と出会った互いに笑ってなんとかしたいですねぇとつかみ所のない話をしました。
おじさんは享年が62才と意外と若かった。もっとお爺さんのようにも見えたのは、過酷な暮らしがいのちを縮めたんですよ。
公園は緑豊かのように見えて、夏は湿気と虫がものすごく、冬は尋常でない寒さです。地下水を汲み上げた池のため、大地が冷え切っています。
人間が天気の好いときに来て、猫を見てはのどかだなぁと思う。でもそれは都合の良い話で、生き物が生きていくには厳しい環境でした。
また猫たちは常に気が休まらないのは、猫を見つけてスマホや携帯で追いかける人、とくに子どもは捕まえようと追い回します。花見のシーズンは最悪です。
ぼくも体験しましたけど、犬連れの中には伸びるリードで、犬を猫へ嗾ける人がいるんですね。あれはひどすぎる。
もちろん猫嫌いもいます。近隣の大きな敷地の人に実際何度も猫の被害があるから世話なんてするなと罵られました。
ホームレスも猫も、行く宛がなくて公園に来るのに、それさえ認めてくれないってどんな事なんだろう。
「グーグー」は面白いマンガでした。映画もまぁまぁ。テレビのドラマはまだ見ていません。テレビ版に出ていた田中民さんが、亡くなったおじさんにそっくりでした。大島さんも同じ人に会っていたんだろうか。
ともあれテレビを横目に、公園時代の4匹の写真を懐かしみました。


1拍手1Good!(^o^)/
地図東京都武蔵野市 | 2016/11/12 21:32
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